断熱には大きく2つの目的があります。一つは建物の結露をふせぐための断熱性能。もう一つは快適な生活を送るための断熱性能です。当然、家の性能・快適性は断熱・気密だけでは表せないため、熱損失係数(Q値)や気密性能(C値)の値にばかりこだわりすぎるのはナンセンスだと考えますが、吹き抜けなどの開放的なプランニングや、温度差のない室内環境の実現を考えると、栃木県であってもⅠ地区(北海道)基準の性能は必要であると思います。


断熱仕様

床   ウール  100㎜ (熱貫流率 0.39 w/㎡k)
壁   ウール  120㎜ (熱貫流率 0.32 w/㎡k)
天井 ロックウール吹込25kg/㎡ 200㎜ (熱貫流率 0.20 w/㎡k)

開口部 Low-Eペアガラス(3+12+3)樹脂・アルミ複合サッシ
                          (熱貫流率 1.70 w/㎡k)

熱損失係数(Q値) 平均 1.42 w/㎡k


気密性能

相当隙間面積(C値) 平均 1.08 c㎡/㎡ (実測値)



 熱貫流率 壁両側の温度差を1℃としたときに、1㎡当たり1時間にどのくらいの熱が移動するのかを数値にしたものです。
 Q値 建物の内部と外気の温度差を1℃としたときに、建物内部から外界へ逃げる1時間あたりの熱量を床面積で除した数値です。
(建物形状・窓の面積などによって変わる数値です)
 
 C 値 建物全体の隙間面積を床面積で除した値です。C値1.08㎝/㎡とは、たとえば100㎡(約30坪)の建物だと、家全体で108c㎡(10×10.8㎝)の隙間があるということです。
Low-E   Low-Emissivity(低放射)の略。ガラス表面に特殊なコーティング処理することで放射率を小さくし、赤外線及び紫外線を反射させ熱の伝達をしにくくしたもの。